ネットカジノで活用できる攻略法の1つにマーチンゲール法と呼ばれるものがあります。多くのギャンブラーも活用しているシステムベッティング方法の1つにあたりますが、これから活用したいと考えているのであれば、メリットやデメリット、注意点等についてもしっかりと把握しておくことが大切です。
オンラインカジノで使うことができるシステムベッティングの1つがマーチンゲール法ですが、システムベッティングとはどのようなものなのかと言うと、ギャンブルにおいてどうやってかけを進めていくかの戦略のことを指しています。マーチンゲール法は2倍配当のゲームで使うことができます。この攻略法を利用することのメリットには、まず第一にルールがシンプルである点が挙げられます。負けたら賭け金を2倍にすることがルールなので、非常にシンプルでわかりやすいです。このようなことから、オンラインカジノを始めたばかりの初心者であっても、すぐに実践において活用することができるでしょう。他のシステムベッティングの場合には、計算が複雑であったり、紙とペンを用意しなければならないものもありますが、マーチンゲール法の場合には、頭の中ですぐに計算することができるため、非常に活用しやすいです。そして2つ目のメリットは損失が一度の勝利で取り戻せる点です。負けても賭け金を増やしていくことから、勝ったときの払戻金が非常に大きくなるのが特徴です。連敗しても一度でも勝利することができれば、それまでの負け分を全て取り戻すことが可能なのです。また負け続ける可能性が低いこともメリットと言えるでしょう。2倍配当のゲームで使うことになるため、勝率は50%です。数学的に考えると、負け続ける事はありません。2倍配当のゲームをプレイすれば、連敗する可能性はどんどん下がっていくのです。2連敗する確率は25%、5連敗する確率はなんと3%しかありません。10回連続でゲームに負ける可能性はなんと0.1%であり、10回連続で負ける可能性はかなり低く、多くの場合その前に勝利することができるのです。負け続ける事は滅多になく、ほぼ確実に利益を出せる事は大きなメリットと言えるでしょう。
このように見ると完璧な戦力に思えるかもしれませんが、実はデメリットがあるのも実情です。その1つは利益が膨らまない点です。勝利した際には手元に利益として残るのは最初の賭け金のみなのです。連勝できればある程度の利益を得ることができるかもしれませんが、負けと勝ちを繰り返していれば、少しずつしか利益が得られません。短時間で稼ぎたいという場合にはあまりオススメとは言えません。また利益が膨らみにくいため、一度損切りをするとその分を簡単に取り戻すことができなくなってしまいます。そしてある程度の資金が必要だと言う点です。賭け金が急速に上がるので、ある程度テーブルリミットが高いゲームを選ばなければなりません。ミニマムベットも高くなるため、資金が少なければすぐに底をつきゲームが続けられなくなります。テーブルリミットの高いゲームを選び長く続けられるようにするためには、最初からまとまった資金をそれなりに用意しておく必要があります。そして勝利までの心理的な負担が大きくなる点です。どんどん賭け金が大きくなるため、それと同時に損失額も急速に増えます。一度勝てば損失を取り戻せることがわかっていても、損失額が膨らめば心理的な負担はかなり高まり、せっかくのゲームを楽しめなくなってしまいます。心理的負担を少なくするためにも、最初の賭け金は低くする、早めに損切りをするなど、様々な工夫も必要です。
このようなマーチンゲール法ですが、具体的なやり方については、前回の賭け金の2倍をかけるだけのシンプルな方法です。最初のゲームで5ドルをかけて負けてしまったと想定しましょう。この場合には次に5ドルの2倍の金額にあたる10ドルをかけます。さらに負けた場合には次のゲームでは20ドルをかけるのです。負けたら倍の金額をかけるのが基本的なルールであり、ゲームに勝利したら最初の賭け金に戻してゲームを再開しましょう。一度勝つと最初の賭け金が利益として手元に残る計算です。
オンラインカジノにおいてはブラックジャックやルーレットの赤黒、奇数偶数などがマーチンゲール法で使えるゲームに該当します。3倍以上の配当のゲームを行った場合には、1回のゲームの勝率は低くなってしまいます。連敗する確率も高まるため、利益を生み出す事は難しくなるでしょう。この攻略法を使う場合には、初めから何連敗したら最初の賭け金に戻す、損益がここまで達したらゲームを止めるなどと言うように、損切りのタイミングを決めておくことが重要です。あっという間に賭け金が大きくなるため、無理にゲームを継続しないことも大切です。始める前に損切りのタイミングを明確に決めておきましょう。